いのちの祝福

換気扇をまわさずに出汁をとっていたので、かつおの匂いに誘われて、めめがきた。

「ニャ～～」

「ニャアアアアアアアア」

「ニャーーーーーー！」

激しく鳴いている。

おお、猫っぽいぞ。

よしよし。

部屋中かつおだしの匂いが充満してめめに申し訳ないので、「かつお味」のちゅーるを差し上げた。

（＾ω＾）ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

素直に食べている。

かわいいなあ。

いのちだなあ。

動物との暮らしは、「いのち」・・・生命エネルギーの現れを感じやすい。

東京の都会の街並み、雑多な空間の中にも、同じようにいのちの現れはあるはずなのにね。

ビルも、人間も、全部神が創り出したものだから、ここ東京のど真ん中に居ながらも、そのすべてにいのちが感じられたら、それは素晴らしく本質で、そして祝福だ。

（＾ω＾）ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

めめは無心でちゅーるを喜んでいる。

いま、ここで、いのちを喜んで、祝福している。

完全にいま、ここに存在しているのがわかる。

彼女は私の人生の先生なのだ。

「みみーー！ちゅーる、あるよ～～～！かつお味ー！」

残りの半分のちゅーるをみみにもあげようと、別室にいるみみこにも聞こえるように、声を張り上げる。

幸せな生活です。


―フォースと共にあらんことを！　AYANA