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Blogヒーラー日記
今日の大河ドラマも、エッチでした。
今年はとにかく平安の宮中ものですから、エッチさ、艶めき、戯れ、遊び、雅さが大切。
つまり文化と豊かさが、私が本年の大河『光る君へ』に求めているところです(^^)v
こちらのお猫様。おそらく一条天皇の飼われた命婦の御許(みょうぶのおとど)様。
なんと、日本で初めて、貴族の位を帝より与えられた、超高貴な猫さんです。
あの「枕草子」にも登場します。
今日の放送回で、
紫式部と夫との、夫婦間の関係性で、みなさんにもシェアしたいな~、と思う部分があったのでその事のブログです。
※以下、ネタバレ注意※
紫式部と夫は、喧嘩をしてしまして、しばらく夫から紫式部の家に通うのが途切れていました。
(※この時代は、夫が妻の家に通い婚をしますね。)
その間、紫式部は、別の男性と通じてしまうのですが、
(※今の常識の不倫に当てはめないでくださいね。源氏物語でわかるように、よくあることです。)
その男性の子供を身ごもってしまいます。
数か月後、夫と仲直りをして、また夫が家に通ってくれるようになった時に、
罪の意識を感じた紫式部は、心から不実を詫びます。
・・・
その時の夫の対応が、誠に、「無条件の愛」だったので、これをブログでシェアしたいと思ったのです。
※注)、紫式部の人生は史実がほぼ残っていないので、脚本家大石静さんのフィクションです。今回は歴史の史実のことをみなさんに伝えたかったのではなく、このドラマから「愛」について伝えたかった目的なので、史実といったファクトは何でも問題ありません。
・・・
夫は、紫式部の心からの懺悔を、「まるごと無条件に、ぜんぶ赦した」のです。
(※前述の通り、当時の常識と、現代の不倫とは全く違うので、ここでは「懺悔したい過ちの内容」はどうでもよいです。なので、あまり性的な事柄にこだわらず、「過ちの内容」は別のことに置き換えて考えてみてもらったらいいです。例えば相手が傷つく暴言吐いちゃった、とかなんでも。)
夫の役はちなみに佐々木蔵之介さんが演じていて、まあ、佐々木蔵之介さんが当然素敵で、かっこいいのもあるんですが、とにかく、
エゴを超えた「余裕」。
これがサイコーに、かっこよく、しびれました。
ほんとうのカッコよさと魅力は、エゴ越え、しないと現れないよネ。
エゴには光はないから。
エゴを超えないと、「真実の愛」である「無条件の愛」には決して成りえないこと。
これがよくドラマに描けていて、大石脚本も、佐々木蔵之介さんもすごくよかったです。
それで
それで、
これこそがヒーリングセッションで、いつもクライアントさんに伝えていることなのですが・・・
こうやってみんな、
「無条件に愛されたい」。
ココが今日書きたかった核心です。
「無条件に愛される」っていう経験を、みんなしたくてたまらないのです。
喉から手が出るほどに。
それはもう、本当にそれを求めていて、それだけを求めていて、人生を生きているんです。
なぜならば、
「無条件の愛」だけが、「安心」につながるから。
「無条件に愛される」ということを通してしか、「大安心」は得られないからです。
そしてこの無条件の愛とは、
エゴを超えた、「神」からのもの。
エゴ越えしないと、神の愛は、感じられない仕組みです。
例えば私たちは、
0歳の赤ちゃんの時は、無条件に愛されたんです。
またはペットなら、無条件に愛してくれます。
彼らはエゴを超えた光の存在ですから・・・
でも、人間同士の付き合いの中でも同じように、「無条件に愛される」という経験を体験したくて、切に願っている。
エゴには、それは叶えられない。
エゴっていうのは、常に「条件付けの愛」ですから。
「無条件の愛」ではないんですね。
たいがい、私たちが無条件の愛で繋がれるのは、「ペット」「赤ちゃん」「故人」だけ・・・・・・。
(光の存在達です。)
「私を愛してくれたら、私も愛します。」
「私を傷つけないでくれるのなら、私ももっと優しくします。」
「お給料をくれるのなら、がんばります。」
「夫/妻/子/友人なので、あなたを心配しています。」
「テストでいい点とったら、あなたを讃えます。」
「LINEを返してくれないので、あなたが私を大事にしてくれているとは思えません。」
「本当はあなたともっと関わりたいけど、傷つくのが怖いので、やめておきます。」
などなどなど、など、など・・・
これがエゴの世界観なんですね。
すべて「条件付けの愛」です。
私たちはどうしても、これを人にやってしまうし、やられてもしまいます。
やっても、やられても、
実はその度に(もうマヒして気が付いていないかもしれないけれど)、
とても傷ついています。
これが「人間にヒーリングが必須」の理由です。
自分が「条件付けの愛」の表現ばかりしてしまう苦しみ。
本当は「無条件の愛」で愛したいこと。でもとても怖くてできないこと。
「条件付け」で愛されても嬉しくもなんともないこと。
実はとてもとても傷ついていること。
・・・これを今、素直に認める。
そして、
「なにもしなくても、ぜんぶ愛して受け入れる。そのままでよくて、なにもがんばらないでよく、一切変わる必要がない」
のだということ。
これ囁かれたい。
神に。または神の現れである目の前の彼氏に。夫に。妻に。子供に。家族に、あの人に。
(本質は、すべて大元である神です)
それが本当の私たちの想いです。
そうなるためには、自らのエゴをはずしていくしかありません。
自分がエゴの「条件付けの愛」の表現をしているのに、相手からは都合よく「無条件の愛」ですべて受け入れてもらえる、なんという虫の良い話はありません。
宇宙創造主である神は徹頭徹尾、フェア、ですから。
(ちなみに大石脚本はやっぱりよくできていて、ちゃんと紫式部が、夫に全部を明かして、全てを見せよう、受け入れよう、とコミットメントしたので、無条件の愛が返って来ました。)
「無条件の愛」を得るために必要なのは、自分の中の「条件付けの愛」(エゴ)を、徹底的に素直になり見抜き、勇敢さでもって、手放すことです。
そういう人を、神はほうっておきません(^^)。保証します。
長~くなってしまった挙句、まとまりが悪い記事になってしまいました。
「条件付けの愛」は手放すべきであること、これはよくセッションでお伝えしている超重要事項なので、また今後もブログに書いていきたいです。