意識の目覚めを促すスピリチュアル「ヒーリングセッション」。宇宙創造主とつながり本当の自分を思い出す瞑想テクニック「シータヒーリング(R)セミナー」を開講中。オンラインで全国・世界各国から受講可能です。
Blogヒーラー日記
20歳の、大学生の男子がヒーリングセッションを受けてくれました(去年シータヒーリング®も受講済み)。
10代20代って、最もリビドーが高いので、精神性よりも、動物的本能のほうが優位になりがちです。
これはもう、人間も動物ですから、仕様としてしょうがないわけです。
でも私たちは、精神的・霊的な存在でも同時にあります。
彼のヒーリングをさせてもらって、そのバランスというものを考えさせられて、凄く有難い経験でした。
題して、「20代で悟りは開けるか」。
彼、A君は、動物的欲求を超えた、もともとの本質として(魂とか、精神的霊的な部分)とても神仏のことが好き。
自らの意思で、学校では仏教を専門的に学んでいるくらい、宗教哲学や精神世界の学びに非常に意欲的です。
彼の存在はとても奥深く、セッションで瞑想的に彼のエネルギーを感じさせてもらうと、とても静謐な、真理の香りがします。
それが彼の存在そのもの、魂から受ける印象。
本人もブッダのことをもっと知りたい、覚醒していきたい、ってハッキリ言っている。人生の目的がすでに明確なんですね。
でも同時に、今生の肉体としてはまだハタチですから、彼の本質の奥深い精神性とは裏腹に、肉体は動物全盛期。
ドーパミン全開、みたいなのが10代20代ですよね。
私たちみんなが通る、青い時代…。酒、たばこ、飲み会、恋愛、性衝動、成功、徹夜、夢、社会への反抗etc…
(※注、A君が特に何か動物的とかドーパミンが強いということではなく、普遍的な若い世代の事です。以下続く)
これをどうバランスとるかのガイドを示すのが、彼A君へのセッションの主題の一つでもありました。
私自身の過去とも重なり、辛かった記憶がたくさん思い出されます…。
例えばですが、今思うと本来的には恋愛が好きなわけでもなかったはずだし、クラブ遊びでオールが好きなわけでもなかったはずなのに、やりまくっちゃうとか。リビドー高し。
でも一方で、当時よりスピリチュアル的でもあったから、しているバイトは巫女さん、学部で学んでいることも神のこと。10代のころから、とにかく悟りを開きたかったのは明確だった。
まるっきり、A君です。
25歳のころからシータヒーリング®にも出会い、カルマをクリアリングすることを覚えて、精神世界の探究を深める一方、まだ20代だから肉体の欲求(成功とか、恋愛とか)に振り回される。
非常にしんどい。
これがようやく抜けてきたのが、32、33歳くらいになってから。
方々で先生たちに聞くと、33歳っていうのはブッダやイエスといったお歴々のマスターたちをはじめ、「悟りポイント」の年齢の一つらしいですね。
なるほど、ドーパミン全開・リビドーが高い、肉体意識優先の年代(10代20代)には、悟りは開きにくくできているんだな。
いえ、A君も、過去の私も含め皆、若くてもその瞬間悟りは開けるんですが、なかなか「キープ」しにくいんですよね。
すぐドーパミンの甘美さに訴えかけた、「マーヤ」(エゴの声)の誘惑がやってきてさ・・・。
でもA君は今は肉体に翻弄されて苦しい部分もあるかもしれないけれど、魂の精神的な部分では過去世の当の昔に悟りを一度開いていますから、彼の存在の奥の部分で「キープ」している真理の香りが、彼全体を導くことでしょう。
「ああ今オレは、肉体がドーパミンでエゴに振り回されているんだなー」という俯瞰さえできていれば、それがマインドフルな悟りの目。
ですから、肉体の衝動を慈しみながら、彼の存在の奥底で密やかに燃え盛っている悟りの炎を感じて、生きられるはずです。
結論。
若さで肉体意識(エゴの声)がうるさく喚いていても、「今はただ肉体がそのような時期である」ということさえ見抜いていれば大丈夫。
一瞬A君がそれを忘れても、その時、私みたいなちょっとした精神世界のセンパイ、がちゃんと伝えるから大丈夫。
君、今肉体に呑み込まれているよ・・・ってね(笑)。
なのでタイトルの「20代で悟りは開けるか」の問いは、YESといいたい。
肉体意識が旺盛で、精神的意識を生き難い、という今だけの旬のハンディキャップを楽しんでいこう。
しかし、A君の魂の落ち着き具合、痺れた(^^)
1説明すると、10わかってしまう。
彼の将来が楽しみであります。