Blogヒーラー日記

宮尾登美子ドラマ『櫂』からみる、人間の業

2025.02.17

今半のすきやき割り下を先日いただきました。
お店の味に近くておいしい!
春菊やねぎ、椎茸などいろんな野菜を煮立てて、卵でとじて、ご飯に乗っけたりして楽しんでいます。


2,30年前に放送していた、宮尾登美子原作のドラマ『櫂』が最近BSで再放送していて、こちらの視聴も楽しんでいます。
松たか子が可愛くて素敵だし、大正昭和あたりのファッションが観れるのもうれしい。

物語は世間知らずの16歳の松たか子、渡世人の仲村トオルに一目ぼれしてしまって、結婚したいということから始まるのだが・・
そのチョイスはどう考えても男運悪すぎ。もしセッションで相談されたらやめなよと言いたくなってしまう(笑)。
でも、エゴは自分の欲望をかなえないと収まりませんから、結婚するわけですが、当然苦労だらけ・・。

渡世人の夫・仲村トオルは、そもそも家に帰ってこない。
この人は幼少期とてつもない貧乏で、売られたり、いろんな家をたらい回しにされて大人になっているから、
「貧乏は悪。ぜったい金持ちになってやる」
ということでばくち打ちもどんどんエスカレートするわけです。

ここらでつい私は「ヒーリングセッション受けてくれ」と思うわけなのですが、
エゴというものは自分の主張を通さないと気持ちが収まらないから、この人生は、「貧乏は悪であること」の証明に費やすわけです。
だからヒーリングは当然受けてくれません(笑)。

今生、エゴの主張通り、やりたいようにやりまくって、いろんな痛みを経験して、来世か、そのまた来世か、来来来来来来世・・・くらいになったら、いい加減に挫折して、

「エゴの言うとおりに人生を生きていたら、らちが明かない」
と悟る。

そしたらようやくヒーリングを受けてくれる(=自分の内側を見始める)かも・・・
つまり
「自分で頑張る」ことをあきらめ、自分という自我(エゴ)から手を引いて、他力(神)にお任せする

に至ります。


宮尾登美子は人間を描くのが本当に素晴らしく上手く、引き込まれてしまいますね。
松たか子の演技もです。
同じく作品『藏』も、宮尾登美子原作&松たか子主演で、好きなドラマです。

こうやって、作品は人間の勉強になるから、観るのも読むのも、本当に楽しいものです。