Blogヒーラー日記

『燕は戻ってこない』

2024.07.04

ぺんぎんさんが教えてくれたレシピの温かいサラダを作りました。
新じゃがと、旬のインゲンと少々のにんにく、ゆで卵。
温かさもうれしいし、食感も良く、またすぐに作ってしまいそうです。




8月から再開の、月イチ開催のシータヒーリング実践会。
本日少し開催内容を変更(ブラッシュアップ)しました。

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▼変更後
<シータ勉強実践会>
3時間⇒2時間。
3,300円⇒2,200円。
ペアワーク練習あり⇒セルフワーク練習のみ。
カメラON必須⇒カメラOFFで大丈夫。
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だいぶ、敷居が低く受けやすくなったかな?と思います。
ご参加の方の習熟度は問いませんので、どうぞお気軽にお申込み下さい(^^)。

分厚い『シータヒーリング』書籍を使って勉強するので、具体的にさらに理解が深まり、日常で使っていくモチベーションもアップすること請け合いです。



* * *

一昨日、NHKで最終回を迎えたドラマ『燕は戻ってこない』。
桐野夏生さんの小説が原作のものです。

すごいドラマでした。
壮絶で悲惨も悲惨、なんとも面白く、目が離せなかったです。

日本では公式に認められていない代理母出産をテーマにした、社会派ドラマなんです。
代理母だけでなく、貧困と搾取のテーマも濃厚に織り交ぜられて構成されている。

主役の貧困女子・石橋静河さんの演技も上手いし、代理母を依頼するセレブ夫婦の夫役の五郎ちゃん(稲垣吾郎)も、人間性が欠如している感じがうまくてよかった~~。
登場人物全員が、闇があるんです。

でもこれって、実際の私たちもそうです。
ドラマは内容が凄惨だから、際立って闇が感じられるだけ。
闇とはエゴそのもののことなので、人間である以上必ず闇がある。すなわちエゴが。
それはブッダが「人生は苦だ」と言った通り。

とにかく、最終回、何が良かったって、

「エゴの結末は必ず破綻である」。
ことがよおおおおく、ようく、よ~~く、描かれていたのが、もうすごいよかった。

エゴの結末はかならず痛みで、破滅なんですよね。

エゴとは「恐れ」でもありますから、
別の言い方をするならば、

「恐れで始めたことは必ず破綻を迎え、痛みを生み出す」。

積読本が溜まっていてしょうがないのだけれど、桐野夏生さんの原作の方も、読みたい~。
(ちなみに吉川英治文学賞・毎日芸術賞のW受賞だそうな。)

しかし作家ってすごい職業です。
人間を理解していないと、描写できないでしょう・・・。

人間理解は、悟りに通ずるもの。